フルーティな香りの和紅茶・・川根紅茶

フルーティな香りの和紅茶・・川根紅茶

意見はいろいろあるとしても香りが魅力的な紅茶の筆頭といったらやはりダージリンでしょう。春先のファーストフラッシュはフレッシュで爽快な香り、初夏のセカンドフラッシュはたっぷりした蜜を含んだような濃くフルーティな香り、そして秋のオータムナルはおだやかなやわらかい香り。

収穫時期によって個性があり、すごいなあと感心するのですが、このダージリンと比較できるくらい豊かな甘い香りを持つ日本の紅茶があります。

静岡県川根町で又平さんというご年配の方が作る川根紅茶です。日本で作られる和紅茶のほとんどは二番茶といって新茶の後に摘まれるお茶が原料ですが、川根紅茶は新茶である一番茶と二番茶のブレンドが使われる。

そして繊細な香味を生かすためダージリンとおなじように、時間と手間をかけてゆっくりと酸化発酵を促して作られます。それはこの又平さんがダージリン紅茶の製法(オーソドックス製法といわれます)を学びに行った先達の知識と技術を継承しているからです。

緑茶にはない熟した果実のような香りに魅せられることでしょう。濃いめに淹れてミルクティにしてもおいしいです。その場合のミルクは人肌くらいにあたためた牛乳を使って下さい。コーヒー用のクリームは紅茶には濃すぎるので。