おいしくてミネラル豊富、料理に使えばワンランク上の一皿に
カエデの樹液を採って煮詰め、シロップを作ることを発見したのは北米の先住民。春先の、夜間の気温がまだ0℃からマイナス4℃ほどのとき、木の内部は真空状態になり、土の中の水分を吸い上げる。
そして日中、気温が0度を少し超えると、今度は温められた幹が内部を圧迫し、吸い上げられた水分は押し戻されて、流れ出す。
その樹液を集め、ひたすら煮詰めていったのがメープルシロップです。100%天然の本物。まさに森からの贈り物です。
そんな神秘的なメープルシロップはおなじ甘味料である砂糖や蜂蜜と比べると、日本人の食生活では不足しがちな
カリウム、カルシウム、マグネシウム、ビタミンB1、B2などのミネラル成分をバランスよく含んでいる。みりんや砂糖の代わりに料理に使えば、まろやかさが出て、風味が増す。
参考:クックパッドさんのメープルシロップを使ったおかずレシピ
もちろんトーストやホットケーキにかけたら、言うことなしです。私自身、毎朝トーストにバターといっしょに少量たらして食べていますが、
なんともいえない上品な深みのあるあまさにまいっています。優しくて、まろやかで、自然の恵みがいっぱいだと身体がよろこんでいるようです。
また、「オリーブオイルをひとまわし」さんの記事で、メープルシロップのカロリーと栄養素について、管理栄養士さん監修で紹介されています。ご参考にどうぞ。
原材料:サトウカエデの樹液