伝統的なダージリンの製法でつくられる国産紅茶の傑作
・産地・・静岡県川根町・特徴・・蜜のような甘い味と香り、それでいてどこか日本の緑茶をおもわせるほのかな心地よい渋味。
・内容量 100g
・風味
甘味★★★★☆
渋味★★☆☆☆
コク★★★☆☆
香り★★★★☆
・淹れ方・・温めたティーポットにお茶の葉をいれたら、熱湯を注ぎ、3分くらい待ちます。まずは何も足さずにストレートでお楽しみください。ティーコジーという保温カバー(なければタオルでポットを包んでもよい)をかけると、2時間くらいは適温で保温できます。
日本人が好む柔らかい風味が特長です。インドやスリランカなど紅茶の本場で作られたダージリンやセイロンもおいしいですが、そのふたつによく似た繊細で優しい味わいをもちながら、おだやかなあまみ、やわらかさが、どこか日本の緑茶を思わせるほのぼのとした余韻を残すのです。
この川根紅茶を作っているのは、70歳オーバーのベテランで、紅茶のダージリンの作り方を完全にマスターされている川根町の又平さんという方です。
日本の農家の手によって丁寧に栽培された茶葉の繊細で微妙な風味や香りを生かすには、ダージリンのような(オーソドックス製法といいます)手間暇かけた作り方が一番よいと又平さんは判断し、この川根紅茶はオーソドックス製法で作られています。現在日本で作られる紅茶のなかでも群を抜いて香りとコクのあり、味わいが優れています。その秘訣の一つに、一番茶と二番茶のブレンドが原料になっていることがあげられます。多くの和紅茶が二番茶だけでつくられていますが、緯度の高い日本ではやはり一番茶の品質が二番茶をはるかに上回ります。このダージリンは、一番茶と二番茶の質を毎年収穫後に確認したうえで比率を調整し、絶妙にブレンドしています。
紅茶のヘビーユーザーにも、ふだんは緑茶を飲んでいてたまに紅茶を飲みたくなるという方にもオススメいたします。