成熟しきっていない若芽摘みならではの優しい甘みが後をひく静岡茶の逸品
・品種・・やぶきた
・産地・・静岡県牧ノ原坂部地区
・特徴・・やわらかな甘味とほのかな渋味、そして飲んだあとに後をひく繊細な風味。
・内容量 100g
・風味
甘味 ★★★★★
渋味 ★☆☆☆☆
苦味 ★☆☆☆☆
香り ★★☆☆☆
・淹れ方のポイント・・お湯を冷まして(70度くらい)、茶葉がしっかりと開くまで具合をみながら丁寧に淹れる
「甘味と渋味のバランスがよくて、飽きがこない」そんなやぶきたという品種の魅力と、まだ十分に成長していない若芽(みる芽といいます)摘みの、繊細なやわらかさを併せ持つ、静岡茶の最高品です。
家の北側に位置する竹やぶの中から見つかったことが命名の理由とされるやぶきたは、日本全国でつくられる緑茶の7割以上を占めます。
安定した品質の良さと、コクのある甘みと、ほどよい渋味が、爽やかな後味をもたらし、それが飽きのこないおいしさの理由となっています。
澪が栽培されているのは、日本一のお茶どころである牧ノ原台地の中でも、もっとも土壌と気候に恵まれている坂部地区です。坂部地区で栽培されるワンランク下の陽菜は、澪より収穫が1,2日遅いため、茶葉が成長し味がよりしっかりする分、やわらかさが少なくなっています。
つまり、澪の魅力はやわらかさが生みだすデリケートな味わいにあります。湯温を低くして丁寧に淹れたり、水出しでゆっくり抽出して頂くと、その良さがひときわ感じられます。一度この味を覚えるとやめられません。