コスパよく美味しく水分補給する
物価高対策の生活防衛のために、また温暖化で暑すぎる夏場を乗り切るために、日本茶をおうちで淹れて持ち歩く
物価高と温暖化
昨今はあらゆるものが値上がりしていて、楽しむための出費だけでなくあらゆる出費を見直し、より安いものを買い我慢して生活する方が増えているようです。先のことはわかりませんが、ニュースを見ているとさらに物価高が進む、という予想もあります。とはいえ、生きるために必要な物まで削ることはリスクが大きすぎます。
特に温暖化による影響で、春先からすでに夏日を記録するなど、日本の亜熱帯化が進んでおり、適切な水分補給は欠かせません。
そこで、水分補給にペットボトル飲料を購入している方も多くいらっしゃいます。
しかし、節約術の初歩では「外で飲み物を買わない」ということがあげられます。コンビニや自動販売機で定価で水分を取ることで、より安く買えるはずのものを無駄に高価格で買うことになるからです。
節約好きな方々はすでにお家でタンブラーなどに冷たい飲み物を入れて、持ち歩きするのは常識だそうです。
ペットボトル入りお茶のトレンド
一方で、このところ各飲料メーカーがペットボトル販売する緑茶をあいついでリニューアルしています。パッケージ含め、お茶そのものの味をグレードアップしているとのこと。
特に、お茶の濃さ、甘みを強くし、おいしいと言ってもらえることを目的としているとのことです。
より美味しくお茶を飲む
ですが、当たり前なのですがより濃さを求めるなら、家で茶葉を淹れたほうが圧倒的に濃く、甘くできます。茶葉を選ぶことで自分の好みの味をいつも飲めるようになります。現在の技術では、緑茶だけでなく紅茶や中国茶も含め、ペットボトル飲料が茶葉で淹れたお茶と同等の味になることはないとする説もあります。消費者の実感として、飲み比べるまでもなく納得できるのではないでしょうか。
茶葉とペットボトルのコスト差
1袋80gの茶葉はちょっとよいものでも1000円前後で買えます。茶葉3~4gでペットボトル1本分弱くらいは美味しく淹れられます。つまり、茶葉1袋でペットボトル18本~20本分になります。ペットボトル1本160円だとすると、2900円ほどに相当する分が、1000円前後で済みます。
出費を抑えて、かつ美味しく自分にとってベストな淹れたお茶をマイボトルで持ちあるいたほうがお得でしょう。
茶葉で淹れる手間
良い茶葉を選べば、使用済み茶葉を捨てることと茶器を洗うこと以外に特に気を付ける必要性はあまりありません。
淹れ方も、茶葉を多めに使い、ホットであれば普通にお湯を入れるだけでよいです。温度もあまり気にする必要はないでしょう。
アイスであれば、お湯で淹れたお茶に氷を淹れてかき混ぜる急冷ロック式、または、前夜に茶葉と水を茶器にいれて置いておくだけの水出し式で淹れましょう。
ついでに
日本茶を水分補給に活用すると、その利尿作用でおしっこで出てしまうと考える方もいらっしゃますが、日本茶の利尿作用はコーヒーなどに比べて低く、水分補給に影響が出る心配はないという研究もあります。
この点でも、安心して夏場にお茶を飲んでいただけるかと思います。
どこの国か忘れましたが、「$1稼ぐより$1節約するほうが楽で効率がよい」という格言めいたものがあるそうです。
生活防衛と生命維持に必要な水分補給について、これを機会に自身にとってどうしたらよいか、考えてみるきっかけになれば幸いです。