渋み成分の少ないゆたかみどりの上級品。濃厚な甘み、おだやかで口当たりの柔らかさが魅力
・品種・・ゆたかみどり
・産地・・鹿児島県大隅半島志布志地区
・特徴・・濃い甘味がやわらかく口いっぱいにひろがる。濃い緑の水色。
・内容量 100g
・風味
甘味 ★★★★★
渋味 ★☆☆☆☆
苦味 ★☆☆☆☆
香り ★★★☆☆
・淹れ方・・若干冷ましたお湯で淹れる。また半日ほどかけ水出しした冷茶もおすすめ
南九州を中心にやぶきたに次いで栽培されている品種ゆたかみどりの上級品です。
濃厚さの秘密は、玉露のように茶摘みの前の一週間ほど覆いを掛けることで、甘味成分が増し、渋味成分の少ないお茶に仕上がっています。成熟しきっていない若芽(みる芽)摘みの茶葉なので、ふわっとした丸い甘味がひろがって、おだやかな気持にさせてくれます。
渋味が苦手で、まろやかで優しい味わいのお茶を、という人にぴったり。このお茶を最初に試飲したとき、なんともいえないカドのない、まんまるい味、という印象を持ちました。それを円と書いてまどかと読ませようと思ったのですが、ひらがなのほうが優しい感じがしてよりこのお茶の印象に近いだろう、と改め、「まどか」という商品名にしました。緑茶の柔らかい味わいをお楽しみください。
また、ゆたかみどり種の歴史や特徴などさらに知りたい方はこちらの記事もご覧ください。